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ザクロの皮抽出物が持つ再鞣効果と6価クロム生成抑制効果

机译:ザクロの皮抽出物が持つ再鞣効果と6価クロム生成抑制効果

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摘要

製革工程において6価クロムが使用されることは現在ではあり得ないが,皮革や革製品から6価クロムが検出される事例が実際に起きており,皮革業界を悩ませている。フリーラジカルの存在が3価クロムを酸化して6価クロムに変換する環境を引き起こすと考えられる。その酸化は加熱や紫外線照射により促進される。それを抑えるには抗酸化剤が大きな役割を果たす。皮革中の6価クロム生成を抑える方法の研究が世界中で行われているが,最も有効な方法として,再鞣工程における再鞣剤と植物タンニン(ポリフェノール)の併用がある。本報では,抗酸化作用を持つと言われるザクロの皮抽出物を再鞣剤として用い,その再鞣効果と6価クロム生成抑制効果を検証した。ザクロはミソハギ科ザクロ属に属する落葉小高木の果実である。ザクロはイラン,トルコ,スペイン,エジプト,モロッコ,米国,中国,インド,アルゼンチン,南アフリカなど幅広い地域で生息している。ザクロの皮は果汁を搾り取った後の廃棄物として産出される。まず,数種類の溶媒を使ってザクロの皮から得た抽出物のフェノール類含量と抗酸化力を調べた。次にザクロの皮抽出物を再鞣工程で添加し,製品革の厚さ,色の変化,6価クロム量などを測定した。その結果,ザクロの皮抽出物には優れた再鞣効果(厚さの増大)と6価クロム生成抑制効果があることが確認された。過激なエージングにより73.3 mg/kgという多量の6価クロムを生成した皮革も,ザクロの皮抽出物によりそれが収まることがわかった。ザクロは手に入りやすい作物であり,その廃棄物である皮を有効利用するという点でも本法は優れた6価クロム生成抑制法である。

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    《皮革科学》 |2023年第1期|38-38|共1页
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  • 正文语种 日语
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