森と人

摘要

「親父，俺林業やってみたい」。この言葉が林業を始める第一歩でした。27歳で林業界に飛び込み，あっという間に10年が経ち，よく考えることがあります。それは，「嫌で仕方がなかった林業をよく10年も続けてこれたな，そして，これからも続けたいな」ということ。林業会社を経営をしている父の影響で，幼少の頃から林業に触れる機会が多々ありました。休みはバラバラ，いかにもきっそうで，山に行けば崖みたいな場所を歩かされるのですが.父はそんな場所でも平然と仕事をしていました。「なんなんだこの仕事は，将来は林業なんて絶対にやらない，自分のやりたいことを見つけよう」と思っていましたが，現実はやりたいことも打ち込めるものもない。唯一あつたのは，「林業は絶対にやらない」とういう気持ちだけでした。しかし，ふとしたきっかけで，「好きなことを仕事にできている人は多くない。これだけ嫌いでもやってみなければ何もわからない。仕事と割り切れぱいいじやないか」と思うようになり，冒頭の言葉につながります。

森と人

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