第1回 東日本大震災の被災と復旧

大地昭生

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第1回東日本大震災の被災と復旧

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日本の電気事業は、小規模な電気事業から始まり、戦争による軍事需要の増大により、水力発電所が多く作られるようになった。戦後は、火力発電技術の進歩による火主水従へ移行して行ったが、2度にわたる石油危機による原油価格高騰により、液化天然ガス火力発電、原子力発電等の電源の多様化が図られて来た。このように、順調に進展して来た日本の発電事業ではあったが、2011年3月11日に発生した東日本大震災はこれまでの様相を一変させた。この地震により、東北地域の発電事業は電源喪失と津波襲来により甚大な被害を受けた。中でも、福島第一原子力発電所は全電源喪失に陥り、原子炉の冷却機能が失われ、燃料が損傷し、放射性物質が外部に放出されて周辺に甚大な影響を与えた。この事故の水平展開により、日本の全原子力発電所が停止を余儀なくされた。これまで、30%を占めていた原子力発電は火力発電で賄うこととなり、火力発電の電力供給率は90%に達した（第1図）。

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来源
《配管技術》 |2020年第840期|39-49|共11页
作者
大地昭生;
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作者单位

東北テクノアカデミア産学連携事務所;

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收录信息
原文格式 PDF
正文语种日语
中图分类管道运输;
关键词

第1回 東日本大震災の被災と復旧

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