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直腸尿道瘻を伴う鎖肛に対して肛門形成術を実施した 黒毛和種新生子牛の1症例

机译:直腸尿道瘻を伴う鎖肛に対して肛門形成術を実施した 黒毛和種新生子牛の1症例

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摘要

鎖肛は肛門が生まれつき正常に形成されていな レゝ,閉鎖を認める先天奇形であり,直腸閉鎖を伴 う.閉鎖した直腸は盲端となり,本来の肛門の位 置の皮膚直下から深部に盲端があるものまで様々 である.発生は散発的で多くの動物種で報告され ており,牛では乳用種よりも肉用種での発生が多 い.遺伝的要因の関与は豚と羊で報告されている が牛では明らかではない.また,鎖肛を伴う動物 の多くは他の先天奇形を併発しており,特に直腸 尿道瘻,直腸膣瘻などの泌尿器系が多く,中枢神 経系,循環器系などでも認められる.治療法とし ては肛門形成術があり,鎖肛以外に先天奇形が存 在せず直腸盲端が深部ではない場合,通常は術後 の増体に影響はなく予後は良好だが,肛門括約筋 の欠如による便失禁が認められることが多い.今 回,皮膚直下に直腸の盲端を認めた鎖肛の子牛に 対して,肛門形成術を実施した症例を報告する.の禀告で生後2日目に往診した.初診時,肛門形 成不全が認められ排便不可能であった(図1). 翌日の往診時,腹囲膨満はなかったものの,怒責 による本来の肛門の位置での皮膚の膨隆を確認し た.心拍数は120回/分で,心雑音は認めなかつ た.横臥位にて超音波検査を行い,皮膚から約1.5 cmの深度に直腸の盲端が確認された(図2).こ の時点で鎖肛以外に他の先天奇形を疑う所見は認 めなかったため,肛門形成術適応と判断した.術 前の鎮静には塩酸キシラジン(セラクタール296 注射液)0.5 m£ (0.2 mg/kg)を静脈内に投与し, 局所麻酔はキシロカイン注射液2%を1m£尾椎 硬膜外に投与した.保定は肛門形成部が露出する よう伏臥位で行い,尾は背側に反転させガムテー プで固定した.

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