トマトの品種、育種の動向について

松永啓

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トマトの品種、育種の動向について

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わが国の令和元年の農産物の産出額を見ると、トマトは2154億円で米および畜産物を除いたなかでは最も多く (図1)、過去s年のデ—タを見ても、不動のトップを維持しており、国内の園芸品目のなかではf重要であることがわかる。一方、国内のトマトの栽培施設を見ると、従来からあるパイブハウスによる栽，堅調であるが、近年、高度環境制御が可能な大型栽培施設が増加するなど、栽培環境に大きな変化が見られる。また、栽培方法も土耕栽培の他、養液栽培、養液土耕栽培など、多様に分化している。トマトは果実の大きさおよび用途から大玉、中玉、ミニ、台木用などに分類されるが、このなかでf需要の大きい大玉トマトは、ここ数年の栽培環境の変化に合わせて、新品種の開発が活発に行われている。ここでは、大玉、中玉、ミ二および台木用品種に分けて、最近のトマト品種、育種の動向を見ていこうと思う。特に大玉および台木用品種の開発については、本誌2010年7月号で同様の特集を掲載しているので、その当時と比較する形でも見ていきたいと思、つ。

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来源
《農耕と園藝》 |2021年第3期|9-14|共6页
作者
松永啓;
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作者单位

農研機構野菜花き研究部門野菜花き品種育成研究領域施設野菜花き育種グループ;

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正文语种日语
中图分类园艺;
关键词

トマトの品種、育種の動向について

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