太陽光発電を活用した放牧地における牛舎用分娩監視装置の運用：事例紹介

平野清

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【24h】

太陽光発電を活用した放牧地における牛舎用分娩監視装置の運用：事例紹介

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黒毛和牛の繁殖経営は，妊娠期間約285日を経て生まれた子牛を育成·販売して利益を得る構造であるが，分娩時の子牛の死廃事故は，妊娠期間の雌牛への飼料費や作業費が失われる等，経営へ悪影響を及ぼす。そのため，出産が近い雌牛の分娩監視と，分娩時に問題が生じた際の早期対応は，繁殖経営にとって極めて重要な作業の一つである（図1）。分娩事故は牛舎内より放牧地で少ないといわれており，小濱ら（2017）の報告では分娩事故は野外区2.56%，舎内区8.62%とされている。しかしながら，放牧地での分娩事故が0%になるわけではなく，筆者が関与した周年親子放牧の現地実証試験地でも，現地分娩開始2年間は問題なかったが，3年目に初産牛分娩時の胎子過大による事故が1頭発生し，放牧地での分娩監視対策をとる必要性が生じた。

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来源
《農業食料工学会誌》 |2021年第385期|240-243|共4页
作者
平野清;
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作者单位

（国研）農研機構西日本農業研究センター周年放牧研究領域;

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收录信息
原文格式 PDF
正文语种日语
中图分类农业机械及农具;
关键词
肉用牛; 分娩監視装置; 放牧;

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