エンジン噴霧の蒸気相と液相濃度分布の2波長レーザー吸収散乱（LAS: Laser Absorption Scattering）法による同時測定

西田恵哉

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【24h】

エンジン噴霧の蒸気相と液相濃度分布の2波長レーザー吸収散乱（LAS: Laser Absorption Scattering）法による同時測定

机译：エンジン噴霧の蒸気相と液相濃度分布の2波長レーザー吸収散乱（LAS: Laser Absorption Scattering）法による同時測定

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本解説では著者らが広島大学で開発しエンジン燃料噴霧の計測に利用している表題の2波長レーザー吸収散乱（LAS: Laser Absorption Scattering）法について紹介する．この計測法は2波長のレーザー平行光束で噴霧を照射し，噴霧を透過した光の透過光減衰率から噴霧内の液相や蒸気相の濃度分布を求める．さらに濃度分布を噴霧全体に積算して噴霧全体の蒸気質量等を求めることができる．レーザーシート光によるレーザー誘起蛍光法などでは，レーザーシート光が液滴数密度の高い噴霧中心で減衰してしまい，信号光の定量的解析が難しくなる．透過光減衰率なら，たとえ数%の透過光でも，解析により噴霧内の燃料濃度等の情報が得られる可能性がある．厳密な計測精度という点で検討すべき点が残されているが，光学系の設定が比較的容易でロバストな計測法と考えている．以下，計測法の原理，光学系と実際の光学系調整のノウハウ，非軸対称噴霧への応用，ディーゼル噴霧とガソリン噴霧への応用を説明する．企業との共同研究で実際のエンジン燃焼系の開発に活用されていて，この事例も紹介する．

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来源
《日本燃焼学会誌》 |2021年第205期|253-262|共10页
作者
西田恵哉;
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作者单位

広島大学大学院先進理工系科学研究科;

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收录信息
原文格式 PDF
正文语种日语
中图分类燃料与燃烧;
关键词

エンジン噴霧の蒸気相と液相濃度分布の2波長レーザー吸収散乱（LAS: Laser Absorption Scattering）法による同時測定

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