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北海道に生息するナメクジ類の現状と諸問題

机译：北海道に生息するナメクジ類の現状と諸問題

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本会誌で山谷が診療先の胆振地方に所在する酪農 場にてみかけ、その画像が紹介されたマダラコウラナメ クジLimax maximusの姿に驚いた会員は少なくはない であろう。その際、道北,道東地方への分布拡大を不唆 されておられたが、それはともかく、この種は10年前に 初めて札幌市内で見っかり（道内初）、現在、道央,道 南地方の広範な地域に完全定着をした。これはほんの1例であり、道内には、複数種の外来ナ メクジ類の定着し、北海道新聞野生生物基金の機閨誌で も閨連報告が掲載された[3]。例えば、著者が居住する 江別市文京台の野幌森林公園に隣接した地域でも、4年 ほど前から、毎年6-8月にかけアリオン属のある種 Arion sp. [3]を見かけるようになった（図1)。

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