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薬用作物トウキの収穫適期推定プログラムの開発

机译:薬用作物トウキの収穫適期推定プログラムの開発

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摘要

セリ科の多年生植物であり,根が生薬原料となるトウキAngelica acutiloba (Siebold & Zucc.)Kitag.)を用いて,本 州、四国の国内9地点で連絡試験を実施した。連絡試験で 得られた根の乾燥重量および根頭径と,試験地の農研機構 メッシュ農業気象データの日平均気温の関係を調べた。夏 季高温時の生育停滞が見られたため,下限温度、上限温度 を設定し,両温度間を生育好適温度帯と定義して解析を 行った。収穫調査結果を目的変数,定植から収穫までの生 育好適温度帯の積算日数を説明変数とする回帰分析を行 い,根の乾燥重量,根頭径の生育モデルを得た。各地の生 育好適温.度帯の暦日を調べると,以下のことが確認できた。 寒冷地では4月以降に生育好適温度帯日が安定し,11月 中旬まで続く。寒冷地は季節積雪地でもあり,長期積雪が 続く間は栽培できない。高収量を得るためには,春の消雪 後速やかに定植し,次の積雪期間が始まる前までに栽培期 間をできるだけ長くとる必要がある。一方,温暖地では, 3月以降に安定した生育好適気温帯となり12月過ぎまで 続く力、夏季に高温のため生育好適気温帯から外れる日が 長期間生じる。温暖地では,寒冷地より早期に定植を行い, より遅く収穫を行う必要がある。これら異なる気候地域で の栽培支援のため,トウキ収穫適期推定プログラムを開発 した。本州および四国地方を対象とし,任意の地点や年に 定植日を設定すると農研機構メッシュ農業気象データを読 み込んで生育モデル計算を行う。目標とする根の乾燥重量 の達成に向けた収穫適期推定や栽培期間のシミュレーショ ンを行うことができる。

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