11.2 行き場を失った日本の廃プラスチック 11.2.1 現状と問題

川原秀夫

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11.2 行き場を失った日本の廃プラスチック 11.2.1 現状と問題

机译：11.2 行き場を失った日本の廃プラスチック 11.2.1 現状と問題

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1990年代から急激な経済発展を続けている中国では，国内だけで製品の原材料を賄うことが困難となり，2000年以降日本だけでなく欧米各国から廃プラスチックの輸入を進めてきた．その中でも，特に日本のペットボトル，事業系の廃プラスチックは品質が高く高値で中国に輸入された．このことは，日本国内においては，事業系だけでなく容器包装リサイクル法の枠組みの下で回収されたPETボトルが自治体から国内リサイクル業者ではなく中国へ輸出されるという，いわゆる「独自処理」問題を引き起こした．中国国内においては，産業化の一方国内の環境汚染が進行し，PM2.5に代表される大気汚染，工場からの排水による水質汚濁，廃棄物の不適正処理による土壌汚染等が進行していたが，さらに輸入量の増加により，輸入プラスチックによる環境汚染問題も深刻化することとなった．

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来源
《日本マリンエンジニアリング学会誌》 |2020年第542期|共1页
作者
川原秀夫;
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作者单位

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正文语种日语
中图分类船舶工程;
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11.2 行き場を失った日本の廃プラスチック 11.2.1 現状と問題

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