X線回折ラインプロファイル解析によるレール鋼の転がり疲労き裂定量評価の検討

兼松義一; 松井元英; 野口昭治

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X線回折ラインプロファイル解析によるレール鋼の転がり疲労き裂定量評価の検討

机译：X線回折ラインプロファイル解析によるレール鋼の転がり疲労き裂定量評価の検討

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鉄道レールが果たす主たる役割は，列車の安定的な運行を支えることであり，重要な鉄道用部材である．レールの上を列車が繰り返し通過することで，レールには車輪から車両重量に応じた鉛直方向に作用する接触応力，列車速度の加減速や線路の勾配に応じた水平方向に作用する接線力，車輪およびレール断面形状に起因する接触面内のすベり等を受ける．このような応力等の繰り返しに伴い，レールには摩耗と並行して，主に車輪との接触痕の軌間内側付近に微小なき裂（転がり疲労き裂）が形成する場合があり．Fig.1に示すようなシェリングと呼ばれる疲労き裂へと進展し，レールの折損につながる場合があるなど．レールの折損は車両の安定的な運行に支障をきたすため，シェリング等を予防するために，レールと車輪の接触する部分を砥石で研削除去するレール削正作業などのメンテナンスが定期的に行われている．

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来源
《トライボロジスト》 |2023年第1期|44-55|共12页
作者
兼松義一; 松井元英; 野口昭治;
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作者单位

（公財）鉄道総合技術研究所材料技術研究部摩擦材料;

（公財）鉄道総合技術研究所総務部;

東京理科大学理工学部機械工学科;

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收录信息
原文格式 PDF
正文语种日语
中图分类机械摩擦、磨损与润滑;
关键词

X線回折ラインプロファイル解析によるレール鋼の転がり疲労き裂定量評価の検討

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