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第6章 ESP32もDACも同時評価!アナログ性能を知って正しく使おう: ラズパイ計測制御の相棒!PicoのA-D変換性能の実際: ラズパイ計測制御の相棒!PicoのA-D変換性能の実際

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摘要

プログラム視点から見れば,ライブラリのAPI関数を呼び出すだけで,「よきに計らった」アナログ処理ができているように見えます.果たしてそれは,本当に正しいアナログ処理結果なのでしょうか?ディジタル機能はデータシートから伺い知れますが,アナログ機能はあまり詳しく記載されていません.そのため,普段意識する機会が少ないのではないでしょうか.電子工作愛好家に大人気のマイコンとして,RP2040(ラズベリー·パイPico)とESP32が2大巨頭として君臨しています.いずれも安価かつ,豊富な機能,優れた開発環境で,絶大な人気を誇っています.本稿では,この2大マイコンに対してラズベリー·パイにはないアナログ機能,要はA-DコンバータとD-Aコンバータを実測評価して性能を確認します(図1).

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