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LEPSの物理と標的

机译:LEPSの物理と標的

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摘要

私達のグループは、兵庫県西播磨のSPring-8研究所にLEPS、LEPS2ビームラインを建設し て、1.3-2.9 GeVエネルギーの直線偏極フォトンビームを使ってハドロン(中間子や重粒子)生 成実験を行ってきました。様々な中間子(π, K , η p, ω , K*, η , Φ)や重粒子(Δ, Λ, Σ, Σ(1385), Λ(1405), Λ(1520))が生成されるのが魅力であり、ハドロン生成のメカニズムやハドロンの構 造、エキゾチックハドロン探索の研究を行っています。フォトンビームは偏極し易いため、偏極 標的を導入すれば数多くの偏極観測量の測定が可能であり、断面積だけの測定と比べて圧倒的 な情報量が得られる所も他の実験と比較して大きな魅力と言えます。これまでの実験では、標 的として非偏極の液体水素、重水素標的、原子核標的を使用してきました。大阪大学核物理研 究センターでは、私が中心になって10-20 mKの極低温と17 Teslaの強磁場を使って偏極水素 重水素(HD)標的を開発してきており、水素の最高偏極度44±1%と偏極持続時間8±2ヶ月を得 ていて、実験での使用が可能な状態になりました。2年前から偏極中性子ビームと共に使用す る偏極La原子核標的の開発にも着手していて、今後は静的核偏極法と動的核偏極法の両方を 使って様々な原子核を偏極できるようになります。将来はSPring-8だけではなく、J-PARCハ ドロン実験施設、J-PARC物質生命科学実験施設、東北大学ELPHなどの様々な研究所でも幅 広く魅力あるスピン物理研究を進めていけるようにしたいです。

著录项

  • 来源
    《原子核研究》 |2021年第1期|116-125|共10页
  • 作者

    郡英輝;

  • 作者单位

    大阪大学核物理研究センター、名古屋大学大学院理学研究科;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类
  • 关键词

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