転がり軸受寿命分野の最新動向

間野大樹; 似内昭夫

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転がり軸受寿命分野の最新動向

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図1は“潤滑”と“トライボロジスト”に掲載された転がり軸受を主題とする論文総数287件が採り上げたテーマの内訳と論文数の推移である．内訳では，疲れ寿命メカニズムのみで3割以上を占めており，「寿命」は転がり軸受における一丁目一番地のテーマであることがわかる．しかし，転がり軸受を主題とする論文は近年大幅に減少しており，軸受寿命に関する論文はその中では踏みとどまってはいるものの，やはり漸減傾向にある．一方で，世界に目を転じると，2017年にはセラミック転動体を用いたハイブリッド軸受の定格荷重を規定した国際標準が発行されており，軸受寿命に関する研究開発は止まることなく推進されている．軸受寿命は，常にキャッチアップを求められる，いまだホットなテーマであると同時に，間断ない積極的な取組みにより，日本がリードしていくべき重要なテーマであると考える．本稿では，軸受寿命に関する最近の研究開発の一例を紹介し，最後に転がり軸受寿命研究会の活動について述べる．

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来源
《トライボロジスト》 |2020年第1期|5-6|共2页
作者
間野大樹; 似内昭夫;
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作者单位

国立研究開発法人産業技術総合研究所製造技術研究部門トライボロジー研究グループ;

トライボロジーアドバイザー;

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收录信息
原文格式 PDF
正文语种日语
中图分类机械摩擦、磨损与润滑;
关键词

転がり軸受寿命分野の最新動向

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