ギザのピラミッド群の3D計測

河江肖剰

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ギザのピラミッド群の3D計測

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エジプトの世界遺産の一つであるメンフィス地区には，70基を超える古王国時代（紀元前2686～2181年頃）のピラミッドが造営された．最古のものはサッカラに建造されたネチェリケト王の墓である階段ピラミッドであり，そこからギザ台地のクフ王，カフラー王，メンカウラー王の三大ピラミッドに代表される四角錐の形状へと発展していく．それらピラミッドの測量データは，実は1960年代に行われた建築学的な測量調査以後，ほとんどアップデートされておらず，その半世紀前の情報も，主にピラミッドの大きさや内部の部屋や通路などの記述的な描写とスキマティックな線画による平面図と立面図の作成だけに光があたっており，一つ一つの石材の大きさや組積造を示す実測図は存在していない．結果として，この時代のピラミッドの建造方法についてはいまだ仮説の域を出ておらず，通史的な技術変化の研究もほとんど進められていない．

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来源
《精密工学会誌》 |2022年第1052期|606-609|共4页
作者
河江肖剰;
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作者单位

名古屋大学高等研究院;

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收录信息
原文格式 PDF
正文语种日语
中图分类仪器、仪表;机械制造工艺;
关键词
Ancient egypt; Pyramids; 3D survey; Structure from motion; Laser scanning;

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