複合紡糸技術NANODESIGN?による新素材'Kinari'の開発

松浦知彦; 増田正人; 川原慎也藤田和哉

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複合紡糸技術NANODESIGN?による新素材'Kinari'の開発

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上品な光沢や肌触りの良い触感から、繊維の頂点素材とも評されるシルクは、衣料用途を中心として和装?洋装からィンナー、寝具などに幅広く展開されており、世界的にシルクの生産量は増大傾向にある。一方で、シルクはカイコが作る繭から生糸を採取することで製造されるため、製品を得るためには多量のカイコ繭が必要となること、繭を煮る工程から糸を卷き取る工程まで多数の複雑な工程が存在し、労働生産性が低いことが課題とされている。また、カイコ繭を得るための養蚕には、土地や気候、労働力といった豊富な資源も必要であることから、工業的な難度を背景に、世界のシルク産業は産地の移転や減少が進みつつある。このため、近年ではシルクの供給不足の状態となり、シルクの外観に加え、機能性やイージーケアなどの特性も有したシルク代替素材(シルキー素材)の活用が盛んになつている。

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来源
《繊維学会誌》 |2022年第921期|540-544|共5页
作者
松浦知彦; 増田正人; 川原慎也藤田和哉;
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作者单位

東レ株式会社繊維研究所〒4"-8652静岡県三島市4845番地Tel：055-989-2784Fax：055-989-2957;

東レ株式会社繊維研究所リサーチフエ口ー〒411-8652静岡県三島市4845番地Tel：055-989-2784Fax：055-989-2957;

東レ株式会社テキスタイル?機能資材開発センター〒520-2141滋賀県大津市大江1丁目1番1号Tel：077-544-3525Fax：077-545-3216東麗繊維研究所(中国)有限公司アセアン技術室〒226009中国江蘇省南通市経済技術開発区新開南路58号Tel：+86(513)8905-3316;

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