量子情報からシングルフオトンイメージングへ

井上 修一郎

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量子情報からシングルフオトンイメージングへ

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私が単一光子検出器の開発を始めたのは,スウェーデン王立工科大学のGunnar Bj?rk教授に「ストックホルムの夏を楽しみに来ないか」と誘われたのがきっかけである.1998年4月にアメリカから帰国し研究室を立ち上げたばかりであったが,Bj?rk教授の誘いを受け1999年5月から3か月間ストックホルムに滞在した.当時ヨーロッパでは量子暗号の実用化を目指して光ファイバーによる長距離量子鍵配送技術の開発が進められていた.Bj?rk教授のグループでもAndersKarlsson博士が光通信波長帯の単一光子検出器の開発を始めていた.その頃はまだ,NECや富士通のアバランシフォトダイオード(APD)を電子冷却下でゲート動作させ,暗計数の評価を行っている段階であった.APDさえあればできる「安上がりな研究」なので,まだ実験装置も十分に揃っていない研究室で始めるには最適なテーマだと思った.帰国後,暗電流が非常に小さいEpitaxx社のInGaAs/InPAPDを購入し,単一光子検出器の開発に取りかかった.

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来源
《光学》 |2020年第9期|347-347|共1页
作者
井上修一郎;
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作者单位

日本大学;

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收录信息
原文格式 PDF
正文语种日语
中图分类光学;
关键词

量子情報からシングルフオトンイメージングへ

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