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5年生存率からみた肺癌内科治療の進歩

机译:5年生存率からみた肺癌内科治療の進歩

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摘要

肺癌治療は日本で男性死亡数第一位であり女 性でも第二位の死亡数を占め,肺癌の制圧は医 療における優先順位の高い課題である.肺癌は 膵癌と並んで治療予後が悪い疾患として知られ ていたが,近年,分子標的薬の適応となるドラ イバー遺伝子変異の多くが肺癌で発見され,ま た,免疫チェックポイント阻害薬の効果が期待 できる癌腫であり,予後の延長が見込めること となった.1. IV期非小細胞肺癌の治療1)分子標的薬分子標的薬は2002年からゲフィチニブが世 界に先駆けて非小細胞肺癌に対して使用可能と なった.2004年にEGFR遺伝子変異が発見され EGFRチロシンキナーゼ阻害薬(EGFR-TKI)の効果予測因子であることが判明し,EGFR-TKIは EGFR遺伝子変異限定で投与される薬剤となった.その後,EGFR-TKIは数種類開発され,現 在ではオシメルチニブ治療が一次治療のスタン ダードとなっている.ここで図1に部位別がん 5年相対生存率を示す.肺癌以外ではほぼ男女 比が変わらない,ところが肺癌の5年生存率は 女性が20近く高くなっている(男性29.5, 女性46.8).これはEGFR遺伝子変異が女性に 多いことに起因する.このデータは2009年か ら2011年に発症した患者のデータであり,免 疫療法の影響は受けておらず,EGFR-TKIが大き く予後に影響していることを示している.EGFR 遺伝子変異以外にも様々な遺伝子変異が発見さ れている.ドライバー遺伝子変異と判明してい たが,長らく対応する分子標的薬がなかった KR4S遺伝子変異(G12C)に対する薬剤が上市 されたことが最近のトピックスである.

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