電磁気的観測で地下構造を探る: マグマ性ガスの上昇と電気比抵抗構造

相澤広記

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電磁気的観測で地下構造を探る: マグマ性ガスの上昇と電気比抵抗構造

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火山の地下構造というと，マグマだまりが最初に連想されるだろう。富士山では地下15kmより深い場所にマグマだまりがあることが地球物理学的手法によって推定されている。電気比抵抗構造の調査からは，この推定マグマだまりの上部に，断層を思わせるような領域が南北方向に伸びている可能性が指摘された。この推定断層周辺の温泉ではマグマ性ガスの寄与が大きい。富士山直下では，東北地方太平洋沖地震の4日後に，気象庁マグニチュード6.4の静岡県東部地震が発生したが，その破壊域はこの推定断層の南部に一致する。こうした南北性の構造は，富士山の活動にどのような意味をもつのだろうか。

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来源
《科学》 |2022年第7期|624-627|共4页
作者
相澤広記;
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作者单位

九州大学地震火山観測研究センター;

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正文语种日语
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電磁気的観測で地下構造を探る: マグマ性ガスの上昇と電気比抵抗構造

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