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アミロース遺伝子型と登熟期の気象条件による 白米アミロース含有率の推定手法の開発と東北地方における 新規多収低アミロース米系統の栽培適地判定

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摘要

近年の生活様式の変化により,家庭外で調理された弁当 やおにぎり,冷凍米飯,無菌包装米飯などのいわゆる「中 食」の需要が急速に高まっている(農林水産省,2022)。 これらの製品は,工場や厨房で炊飯.加工されたのち,低 温で流通される特徴を有する。従来のうるち米は,炊飯米 が冷めると食味が劣化する。一方,低アミロース米は冷め ても粘りが強く柔らかい特性を持つことから,「中食」用 としての適性に優れ,中食需要の拡大に応える原料用米と して期待されている。低アミロース米は,うるち米のアミ ロース含有率(15 程度)と比較してアミロース含有率 が低い(一般的に12 以下)ものと定義される(石谷, 1996:堀末,石谷,1996:根本,井邊,2002)。

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