書評: PBLで学ぶ安全な中心静脈穿刺

磯野史朗

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書評: PBLで学ぶ安全な中心静脈穿刺

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いまや中心静脈穿刺は超音波ガイド下に行うことは常識である。腕自慢のネタであったランドマーク法からスタートした世代からすると,超音波ガイド法の正確性と安全性には驚嘆した。著者の一人である德嶺先生を医局員参加のワークショップにお招きし,そのコツを分かりやすく伝授していただいたときを思い出す。しかしながら,それ以降この中心静脈穿刺に関わるインシデントが皆無になったわけではない。医局会での振り返りでは,標準的な手法で間違いなく実施したはずではあるが，大事なポイントに気づかずに進んでしまったという報告もしばしばであった。超音波で見えれば安心ではなく，見えているものをどう解釈して前に進めるかの知識と判断力が必要である。設問の一つに“動脈内カテーテル留置への対応”がある。皆さんはどうするであろうか？ “カテーテルを直ちに抜いて押さえる”を実践してきた者にも，思わず確かにと納得する対応が記載されていた。

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来源
《麻酔》 |2021年第9期|1032-1032|共1页
作者
磯野史朗;
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作者单位

千葉大学大学院医学硏究院麻酔科学教授;

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收录信息
原文格式 PDF
正文语种日语
中图分类外科手术学;
关键词

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