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連載講座「栽培環境における気温の観測技法と利用」(6)植物の体温はどのようにして決まるのか

机译:連載講座「栽培環境における気温の観測技法と利用」(6)植物の体温はどのようにして決まるのか

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摘要

作物の環境応答を解析する場合,農耕地等での熱環境を 把握することが重要である力、本連載講座「(3)農耕地の 気温とアメダス(AMeDAS)の気温はどう違うのか」(桑 形-福岡,2019)が示すように,農耕地の気温は,入手し やすい最寄りの気象観測所等での気温と同じとは限らな い。そこで本連載講座ではこれまでに,栽培環境における 気温を正しく測定するための気温観測の理論の他,測器の 作成,設置方法といった実用的なノウハウが紹介されて きた。一方で,作物のストレスの温度応答など,解析対 象によっては,気温よりも植物体の温度自体を指標とす ることが望ましい場合がある。例えば,イネの開花期高 温不稔は,開花時に気温が34-35°Cを超えると葯の裂開 や花粉の溢出が阻害され不稔となる高温障害(Satake and Yoshida, 1977; Matsui et al., 1997; Matsui et al., 2001)で,そ の温度応答をみる場合,開花時の穂の温度を指標とするこ とが理想的である。しかし従来,最寄りの気象観測所の日 最高気温等が指標とされることが多く,植物体温(穂温) とのギヤップが解析上の不確実性を増大させている。

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