「機関室シミュレータに関する技術開発，教育開発」によせて

三輪誠

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国際海事機関（IMO）の2010年のマニラ会議にて，1978年の船員の訓練及び資格証明並びに当直の基準に関する国際条約（以降，STCW条約）附属書が改正された．これは海難事故の原因として，船員の人的ミスが多かったことによる1995年の人的要因に関する見直しに続く，2回目の附属書の包括的な見直しとなる．機関部における主な改正には，人的要因を強化する目的として，エンジンルームリソースマネジメント（ERM: Engine room Resource Management）の要件が追加されている．そして，この附属書で定められる能力要件の証明方法に，適切な場合には承認されたシミュレータ訓練が認められるようになった．この改正STCW条約は2012年1月に発効され，5年の経過措置を経て，2017年1月1日より施行されている．

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来源
《日本マリンエンジニアリング学会誌》 |2023年第558期|共1页
作者
三輪誠;
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作者单位

神戸大学;

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收录信息
原文格式 PDF
正文语种日语
中图分类船舶工程;
关键词

「機関室シミュレータに関する技術開発，教育開発」によせて

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