船舶でのブロードバンド通信を実現する衛星追尾アンテナシステム

吉田富彦; 大幡浩平

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船舶でのブロードバンド通信を実現する衛星追尾アンテナシステム

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近年のブロードバンド通信の普及に呼応し移動体におけるブロードバンド通信への需要が顕在化してきた．船舶においては衛星通信が唯一の提供手段となるが，従来から船舶電話に使われているL(1.6GHz)帯に加え，より広帯域な通信が可能なKu(12/14GHz)帯を使用できるよう2003年に電波法改訂が世界無線主官庁会議で承認された．ただし，この帯域は固定衛星通信と共用するためにアンテナは船舶の動揺環境下においても固定地球局と同等の指向精度，すなわち0.2°以内の誤差で衛星を追尾するように規定された．このような高精度追尾を従来の制御システム設計手法で実現するにはリングレーザジャイロなど，高価な高精度姿勢センサが必要となるため，追尾アンテナシステムの低価格化が困難であった．こうした背景から，NTTでは光ファイバジャイロ(FOG)など比較的安価な姿勢センサを組み合わせて使用することで低コスト化と高指向精度化を同時に実現する船舶用衛星追尾アンチナの開発を行ってきた．

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来源
《日本機械学会誌》 |2005年第4期|314-0|共1页
作者
吉田富彦; 大幡浩平;
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作者单位

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收录信息
原文格式 PDF
正文语种日语
中图分类 TH-53;
关键词

船舶でのブロードバンド通信を実現する衛星追尾アンテナシステム

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