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首页> 外文期刊>同誌社大学理工学研究報告 >円通の西洋暦知識の由来
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円通の西洋暦知識の由来

机译：円通の西洋暦知識の由来

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『仏国暦象編』巻4の「回西二暦之大概」と題された節には，円通のそうした作業の一端が興味深いかたちで窺い得るように思われる．ここで円通は回回暦と西洋暦の概要を述べた．回回暦はいうまでもなく中国に伝えられたイスラーム暦であり，西洋暦はユリウス暦を指すと考えられる．これらは東アジアで用いられた太陰太陽暦とは大きく異なっており，円通は書物から多くのことを学ばねばならなかったであろう．じつは西洋暦に関して彼が参照した書物の一つは間違いを含んでいた．これは円通にとっては災厄だったが，われわれにとっては円通の方法を明らかにするための一つの鍵となるであろう．ここでは『仏国暦象編』における円通の知的作業の特質を明らかにするために，まず「回西二暦之大概」で参照された書物群をわれわれも参照する．ついでその一つに見られる間違いについて検討し，最後に円通がこの間違いにどのように対処したかを考察する．

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