光学活性パラジウム触媒を用いた芳香族ハロゲン化物の不斉エーテル化反応

山本哲也; 田頭潤也; 今尾太輔太田哲男古川功伊藤嘉彦Tetsuya YAMAMOTOJunya TAGASHIRADaisuke IMAOTetsuo OHTAIsao FURUKAWAYoshihiko ITO

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光学活性パラジウム触媒を用いた芳香族ハロゲン化物の不斉エーテル化反応

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光学活性有機化合物は，医薬品，カラー液晶，生分解性ポリマーなどの各種材料としての需要が飛躍的に高まってきており，効率的な合成プロセスの開発が急務となっている．光学活性化合物を得る方法として光学分割，酵素を用いる方法，不斉合成反応などがあるが，中でも不斉遷移金属錯体を用いた触媒反応は，効率のよさ，基質適応性の高さから最も有効な手法として広く研究が行われている．その中でも，光学活性であるアルキルアリールエーテルは医薬（抗鬱剤，鎮痛剤など）やビタミンなど中に見られ，生理活性を持つことが知られている．このような光学活性アルキルアリールエーテルが不斉炭素原子を持つアルコールのラセミ混合物から速度論的分割により合成することができれば，この反応は有意義なものになると考えられる．本研究では，光学活性パラジウム触媒を用いて第二級アルコールのラセミ混合物と芳香族ハロゲン化物を反応させ，相当する光学活性なアルキルアリールエーテルを速度論的分割により合成した．

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来源
《同誌社大学理工学研究報告》 |2006年第1期|1-9|共9页
作者
山本哲也; 田頭潤也; 今尾太輔太田哲男古川功伊藤嘉彦Tetsuya YAMAMOTOJunya TAGASHIRADaisuke IMAOTetsuo OHTAIsao FURUKAWAYoshihiko ITO;
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作者单位

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收录信息
原文格式 PDF
正文语种日语
中图分类工程基础科学;
关键词
不斉エーテル化; パラジウム; 芳香族ハロゲン化物; 速度論的分割; Asymmetric etherification; Palladium; Aryl halide; Kinetic resolution;

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