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マイクロ·ナノバブルを利用したコンクリートの促進炭酸化技術

机译：マイクロ·ナノバブルを利用したコンクリートの促進炭酸化技術

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表面合浸工法はケイ酸塩や高分子を表面から導入することで劣化因子を遮断する有効な手段の一つであり，例えば「表面保護工法設計施工指針（案）」等に基づいて利用されている．しかし，ほとんどの含浸材は，定期的な塗り直しが求められるため，長期的な維持補修計画を前提に利用される必要がある．また，国土交通白書によると，社会資本の維持管理·更新に従来どおりの費用の支出を継続すると仮定すると，2037年度には維持管理·更新費が投資総額を上回り，2011年度から2060年度までの50年間に必要な更新費（約190兆円）のうち，約30兆円（全体必要額の約16）の更新ができないという試算がある．このような背景をもとに，コンクリート構造物の維持改修において品質と効率の両方を両立させながら技術的な解決を図ることは急務であり，さまざまな提案が存在する中，筆者はCO_2マイクロ·ナノバブル溶液によるコンクリート表面の緻密化を研究対象としている．以下，順を追ってこの技術の着眼点と理論的背景について解説する．

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