これまでに,UK Medical Research Councilによって行われた0-55歳を対象としたAML10 trialにより,染色体異常がAMLにおいて有用な予後因子であることが示されている.今回,高齢者(年齢中央値66歳)を対象としたAML11 trialにおいても染色体異常に基づく層別化が予後の予測に有用であることが示された.t(15;17),t(8;21),inv(16)をもつ症例がfavorable risk群とされ,complete remission(CR)率は72%,5年生存率は34%であった.
展开▼