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神奈川県におけるPM_(2.5)に含まれる有機化合物の同定および定量

机译:神奈川県におけるPM_(2.5)に含まれる有機化合物の同定および定量

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摘要

PM_(2.5)中の有機化合物について、神奈川県内の都市部と山岳部で採取した試料をGC-MS分析に供して同定および定量を行った。その結果、都市部と山岳部の両方の試料に針葉樹が放出するモノテルペンの一種であるα-ピネンの酸化生成物であるピノンアルデヒドが含まれていることが確認され、また、都市部の試料からブチルカルビトール等の人工合成有機化合物が複数確認された。山岳部の試料にはナイロン-6の原料であるε-力プロラクタムが含まれており、排出源からの移流によるものと考えられた。PM_(2.5)に含まれる有機化合物は地域性が高く採取場所によってその成分組成が異なっている場合があり、その構造を明らかにすることで各成分の発生源.排出源の推定につながる可能性が示唆された。都市部においては特にピノンアルデヒドとブチルカルビトールが、山岳部においてはピノンアルデヒドとε-力プロラクタムが春·夏季よりも秋·冬季に濃度が高くなる傾向が認められた。なお、今回同定を行ったPM_(2.5)に含まれる有機化合物の中に、規制によって使用?排出が制限された化学物質の代替物質として開発された成分が含まれていることが確認された。当該有機化合物については室内濃度指針値の設定が検討されていることから、PM_(2.5)に含まれる有機化合物はその構成や濃度が経時的に変化していく可能性が示唆され、今後も継続的に監視を行っていく必要性?重要性が示された。

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