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極微量油潤滑(MQL)システムの技術動向:MQL切削用油剤の動向

机译:極微量油潤滑(MQL)システムの技術動向:MQL切削用油剤の動向

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摘要

現在,オゾン層の破壊防止や温暖化防止などの環境問題に関する地球規模での取組みが高まっており,国内においても環境保護を目的とした各種規制が強化されつつある.切削加工分野では,油剤使用による作業環境の悪化や廃液を産業廃棄物として処理する際の費用の高騰が問題点として指摘されている.また,切削油剤に関しても環境対応重視への変革を迫られており,油剤の構成成分として利用可能な化学物質の種類,量は大幅に制限される傾向にある.従来の切削油剤は塩素系極圧添加剤を含むものが多く,それら塩素系化合物を含有する油剤を焼却廃棄する際にダイオキシン類の発生が懸念されている.このため,日本工業規格(JIS)においても,安全や健康の保持,環境保護という観点から,一昨年改訂されたJIS K 2241-2000では塩素,もしくは塩素系極圧添加剤に関する記述が削除されている.このような背景から,切削油剤の使用量を最少化するセミドライ切削,また切削油剤をまったく使用しないドライ切削の研究開発が日本,ドイツを中心として大きな関心をもって進められている.切削油剤を一切用いないドライ切削の場合,廃液をまったく出さないため環境対策の側面から有効と思われるが,現実問題としては生産効率の犠牲,加工精度の低下などが懸念される.一方代表的なセミドライ加工である極微量油潤滑(Minimal Quantity Lubricants: MQL)による加工は,油剤の使用を最小限にして廃液を極限まで減らしつつも工具の摩耗の低減や製品の精度を保てることから,広範囲の加工への適用が可能とされている.そのため最近では,実際の生産現場においてもセミドライ切削の実用化が進められている.現在まで,MQL加工の有効性に関する報告は多く行なわれているが,MQL加工に用いる油剤に関する報告はあまりない.そこで本稿では,筆者らが行なってきたポリオールエステル系MQL用切削油剤の開発経緯を解説するとともに,その極微量の油剤の効果について考察した結果を紹介する.

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