有害大気汚染物質の健康リスク評価の考え方

青木康展; 松本理

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有害大気汚染物質の健康リスク評価の考え方

机译：有害大気汚染物質の健康リスク評価の考え方

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大気、水、土壌などの環境中には多種多様な化学物質が排出されている。環境中に排出される化学物質は大まかに、使用の目的をもって生産される化学品(化成品)と製造過程等の副生成物や燃焼生成物などの非意図的生成物の2種類に類型化される。非意図的生成物の排出量の把握は多くの場合困難であるが、化学品に相当する化学物質については、「化学物質排出把握管理促進法(化管法、1999年公布)」を根拠とするPRTR制度により、現在462物質の環境中への排出量を国が集計し、公表している。その公表結果によれば、2016年度には、事業所から届出があった化学物質の総排出量151,430トンのうち、90が大気に排出されている。届出外の化学物質の排出量は国が推計しているが、この推計によると、自動車等の移動体から排出される化学物質の殆どが大気に排出されており、また、家庭からの排出量の約50が大気に排出されている。これらを合わせて考えると、わが国では環境に排出される化学物質の80が大気に排出されている。PRTR制度の対象となる化学物質は、WHO/IARCの評価により人で発がん性を示す、あるいは発がん性が疑われる化学物質をはじめ、何らかの人の健康や環境に悪影響を及ぼす可能性がある物質である。大気に存在する化学物質の健康リスクを評価し、その大気中濃度の低減等のリスク管理方策を講ずることは、国民の健康を守るうえで必要なことである。

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来源
《大气环境学会志》 |2019年第6期|a59-a61|共3页
作者
青木康展; 松本理;
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作者单位

Center for Health and Environmental Risk Research, National Institute for Environmental Studies, 16-2 Onogawa, Tsukuba, Ibaraki 305-8506, Japan;

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收录信息
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正文语种日语
中图分类环境污染及其防治;
关键词

有害大気汚染物質の健康リスク評価の考え方

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