反射型ファインダーのカメラーその2:素通し型

摘要

連載の間隔が1回開いてしまいましたが, 「反射型ファインダーのカメラ」の2回目をお届けしますが，今回の，素通しでピント板（拡散板）を持たない反射型ファインダーも，一種の風評被害を被っていると思います。反射型ファインダーはすベて「暗い」，「ファインダー像の見えが悪い」と決めつけた，かなりの数の解説が見つかります。ピント板を用いるものとは区別が必要で，少なくとも，素通し型のファインダーは暗くはありません。私は，カメラに関する知識はある程度のレベルを持っていると自信を持っていたのですが，今回の執筆で知識不足を痛感しました。私が新たに学んだ事柄を含め，実物を手にして得られる知識を少しでも皆さんにお伝えできればと思います。また用語について，被写体を見る方向と同じ方向にアイピースを司見くタイプのフアインダーは「アイレベルファインダー」と呼ばれ，これに対比して，撮影時にベルト位置の前で構えるファインダーは「ウェストレべルファインダー」と呼ばれますが，今回の解説では「反射型ファインダー」の表記を用います。

反射型ファインダーのカメラーその2:素通し型

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