アスベストの代替品ロックウールの特性と安全性について

田崎 和江; 朝田 隆二; 渡邊 弘明

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アスベストの代替品ロックウールの特性と安全性について

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天井に吹き付けられたロックウールは鋭利な先端を持つ細く長い繊維，結合材（方解石），ヒュームから構成されている。繊維の形態と大きさは天然のアスベスト繊維と同様に人造鉱物繊維の危険性を評価するためには重要な要素である。ロックウール中の繊維は1％BSAやリンゲル溶液中では繊維の表面に鉄亜鈴状の有機的粘着物質が付着してくる。この結果はロックウールが2～3日でタンパク質などの有機物と化合することを示唆している。ロックウールは工業的に生産され始めてからまだ20年しかたっておらず，ヒトの安全性の確証はえられていないが，本研究のパッチテストや溶液実験結果とともに電子顕微鏡による観察と分析結果はアスベストと同様に健康に影響があることが示唆された。 IARCの発ガン性に関する評価ではロックウールはグループ3（ヒトに対して発ガン性に分類できない）に分類されているが，今後，この評価はより詳細な研究と長期的なヒトへの検討で変ちることが予測される。

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来源
《岩石鉱物科学》 |2006年第1期|22-33|共12页
作者
田崎和江; 朝田隆二; 渡邊弘明;
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作者单位

金沢大学大学院自然科学研究科;

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收录信息
原文格式 PDF
正文语种日语
中图分类岩石学;
关键词
Man-made fibers; Rock-wool; Size; Shape; Protein; Tolerance; Asbestos body;

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