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ATF添加剤によるシャダー防止作用(第2報)-境界摩擦特性および接触面粗さの影響

机译:ATF添加剤によるシャダー防止作用(第2報)-境界摩擦特性および接触面粗さの影響

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摘要

ロックアップ(L/U)クラッチのスリップ制御を採用したオートマチックトランスミッション(AT)車においては,L/Uクラッチしゅう動部の摩擦特性に起因して生じる車両全体の自励振動(シャダー)を発生しやすいことが問題となる.そのため,使用するATフルード(ATF)にをま,シャダーを防止する特性が要求される.シャダーの防止には,摩擦係数(μ)のすべり速度(v)に対する依存性(μ-v特性)が正勾配方向(dμ/dv≧0)にあることが望ましいとされている.また,ATFのシャダー防止性については,初期特性のみならず,その寿命が長いことも重要となる.前報において著者らは,Ca-スルホネートおよび摩擦調整剤(Friction Modifier: FM)のシャダー防止効果について検討し,過塩基性タイプのCa-スルホネートならびにFMが優れたシャダー防止効果を有し,両者の配合がATFのシャダー防止寿命の延長に有効なことを示した.さらに,L/Uクラッチにおけるμ-v特性への影響因子として,しゅう動面の実接触部分に存在する粗さ(以後,接触面粗さと称す)に着目し,過塩基性Ca-スルホネートおよびFMのシャダー防止機構について検討した.それによって,過塩基性Ca-スルホネートの作用が,スチール材表面における無機反応被膜の形成による接触面粗さの増大にあることを提示した.接触面粗さの増大は,油膜形成が促進される高すべり速度領域において固体接触を維持し,μ-v負勾配性を減少させることによって,シャダー防止に寄与していると推察した。 一方,FMについては,シャダー防止効果を示したものの,接触面粗さに及ぼす影響は認められなかった。 したがって,粗さ形成以外のシャダー防止要因についても考慮する必要がある.本報では,接触面粗さ以外のμ-V特性への影響因子として固体接触部の摩擦(境界摩擦)特性に着目し,しゅう動部表面に生成した被膜の摩擦特性について検討した結果をまとめる。 また,境界摩擦特性および接触面粗さの両観点から,過塩基性Ca-スルホネートおよびFMのシャダー防止機構について考察した。
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