ペーパ摩擦材の低すべり速度における摩擦特性に及ぼす油性剤と金属系清浄剤の共存効果に関する研究

松岡徹; Toru Matsuoka

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ペーパ摩擦材の低すべり速度における摩擦特性に及ぼす油性剤と金属系清浄剤の共存効果に関する研究

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自動変速機搭載車の増加とともに，その省燃費の観点からロックアップクラッチに用いられるペーパ摩擦材の摩擦特性に及ぼす添加剤に関する研究が盛んに行われるようになった．ロックアップクラッチはシヤダーを防止するために摩擦係数のすべり速度特性が正勾配を持つことが必要である．このような摩擦特性を得るためには，低すべり速度の摩擦係数を低下させる（たぃだし，トルク容量の点から高い摩擦係数も求められている）と同時に，高すべり速度での摩擦係数を増加させる必要があり，潤滑機構の研究や，ペーパ摩擦材とATF (Automatic Transmission Fluid)の両方から研究がなされている．本研究においては，ATFの混合油による低すべり速度での摩擦係数低減効果の相互作用を明らかにするとともに，その原因と考えられる油性剤と金属系清浄剤の共存効果に関して，摩擦係数の低減効果および摩擦低減阻害効果を調べて，その作用機構について考察を行った．

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来源
《トライボロジスト》 |2002年第6期|488-497|共10页
作者
松岡徹; Toru Matsuoka;
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作者单位

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收录信息
原文格式 PDF
正文语种日语
中图分类机械摩擦、磨损与润滑;
关键词
ATF; Wet clutch; Oiliness agent; Detergent; Oleylamine; Oleic acid; Calcium sulfonate; Phenol resin;

ペーパ摩擦材の低すべり速度における摩擦特性に及ぼす油性剤と金属系清浄剤の共存効果に関する研究

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