大阪大学大学院工学研究科機械工学専攻は四部門体制で運営されている.本研究室は設計生産分野を扱う統合デザイン工学部門に属しており,持続可能社会にふさわしい人工物システムのデザインとマネジメントに関する教育研究を担っている.持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals)が国連で採択され,社会のあらゆる分野に影響を与え始めている.ものづくりとの関連としてはSDGsの12番目の目標である「持続可能な消費と生産(SCP: Sustainable Consumption and Production) パターンの確保」への対応が各産業で議論されている.本研究室の研究テーマは,すべて持続可能性を意識したものであり,当然ながらSDGsやSCPに関連するものが多い.研究室は小林英樹(教授),福重真一(准教授),村田秀則(助教),秘書,大学院生,学部4年生の約20名から構成されており,日々穏やかな雰囲気の中で研究やその他に思い思いの時間を過ごしている.
展开▼