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新規シリコーンの分子構造とその特性,今後期待される用途

机译:新規シリコーンの分子構造とその特性,今後期待される用途

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摘要

ポリシロキサンでは,その主鎖Si-O-Si結合に基づく特徴的な性質が見られている.まず一つ目に,Si-O結合の持つ強い結合エネルギーである.有機ポリマーの主鎖を構成するC-C結合,C-O 結合の結合エネルギーは,それぞれ85kcal/mol, 81kcal/molであるのに対し,シリコーン主鎖のSi-O結合の結合エネルギーは106kcal/molと,有機ポリマーの主鎖に比べ約20kcal/mol高い.この違いにより,ポリシロキサンは高い耐熱性を有している.次にSi-O結合の長い結合長,広い結合角である.ポリエチレンのC-C結合距離1.54A に対して,ポリシロキサンのSi-O結合は1.64A と長い.さらにポリエチレンのC-C-Cの結合角が110°に比べてポリシロキサンのSi-O-Siの結合角は130~160°と大きく,これによりポリシロキサンは主鎖が回転しやすい構造となっている.そのため,ポリシロキサンを主成分とするシリコーンオイルは,低い融点,低いガラス転移点,粘度の温度への依存性が少ない,つまり高いVI値を有することが一般的に知られており,幅広く潤滑剤として使用されている.

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