新理事に就任して

摘要

本年6月に開催された、当協会の理事会において理事に選任されました。弊社は安全靴?プロテクティブスニーカーを取り扱っております。安全衛生保護具分野としては"足元の安全"のみとなりますが、これからはますます、当協会はもちろんのこと、安全衛生保護具業界全体の社会的責任を担うべき役目を果たすよう、協会役員の皆様ならびに会員の皆様のご協力?ご指導をいただきながら、当協会の発展および我が国の労働安全衛生のお役に立つよう務めて参ります。本年（2019年）は、皇位継承による改元で「令和元年」となりましたが、昨年可決?成立した、「働き方関連法」が本年4月1日に施行され、「働き方改革元年」ともなりました。厚生労働省より昨年3月に公示された「第13次労働災害防止計画」にも、「就業構造の変化及び働き方の多様化に対応した対策の推進」として、計画の重点事項が掲げられております。労働災害の件数が増加または減少が見られない業種等への対応として、近年の産業構造の変化に伴い増加している第三次産業対策、陸上貨物運送事業対策。災害種別としては、増加している転倒災害の防止や腰痛の予防。また、環境の変化に伴う項目として熱中症の予防、交通労働災害対策。さらに、高年齢労働者、非正規雇用者、外国人労働者および障害者である労働者の労働災害の防止の対策。これらに加え、労働人口の減少に伴う女性の労働者が増加しており対応が必要かと思います。このような変化に対応できる、安全衛生保護具も求められております。こういったいわゆる"時代の要請"に対応し、保護具等の型式認定?安全衛生規格の整備?新しい保護具の普及促進等の事業を通じて社会に貢献することが、当協会の主たる役割になろうかと認識しております。

新理事に就任して

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