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新元素「ニホ二ゥム」の発見と意義

机译:新元素「ニホ二ゥム」の発見と意義

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摘要

元素周期表は、拡張され続けているという事をご存 知でしょうか。一部の例外を除き自然界には92番元 素であるウランまで存在しています。93番元素以降 の元素はすべて人工的に合成され確認されて来ました。 これまで、自然界はもとより人工元素による新元素の 発見の歴史は、すべて欧米諸国によるものでした。し かし、今から約100年前の1909年の周期表には、な んとニツポニウム(Np)が記載されていたのです。東 京大学からロンドン大学ラムゼー研究室に留学し、鉱 石の中から新元素を探す研究を行った小川正孝博士は、 帰国後、当時新元素であった43番元素を発見し「ニッ ポニウム」と命名されました。しかし、後の研究によ り43番元素には寿命の長い同位体が存在せず自然界 には存在し得ない事が判明し、ニツポニウムは幻の元 素となってしまいました。近年の調査により、小川博 士が発見した元素は43番元素ではなく 75番元素で あった事が明らかになりました。当時は75番元素(現 レニウム)も新元素であったため、もし小川博士が、 発見した元素は75番元素であると正しく結論されて いれば、今でも周期表の75番元素には「ニツポニウ ム」が燦然と輝いていた事でしょう。

著录项

  • 来源
    《繊維学会誌》 |2018年第864期|P83-P83|共1页
  • 作者

    森本幸司;

  • 作者单位

    理化学研究所仁科加速器研究センター,超重元素分析装置開発チームチームリーダー;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类
  • 关键词

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