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自動車車体へのアルミ合金板適用に向けたソリューション技術

机译:自動車車体へのアルミ合金板適用に向けたソリューション技術

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摘要

近年,自動車の燃費性能向上や走行安定性能向上,自動運転化や電動化によるデバイス重量増加を背景に車体の軽量化ニーズはますます高まっている。これまで,自動車車体の主な素材として鋼板が多く使用されていた。鋼板が多用されている車体の軽量化のためにホットスタンプ工法の活用やハイテン材の採用が進められている。これと並行して,さらなる軽量化のためにアルミニウム合金(以下,アルミ合金という)などの軽量素材の活用も進められている。 アルミ合金の比重は鋼板の約 1 / 3 であるため,自動車車体の軽量化材料として注目されている。その結果,自動車への適用量(適用部位)の拡大が進み,自動車 1台あたりのアルミ合金使用量は拡大傾向にある1 )。当社においても,材料,構造設計,成形加工,接合,評価などの分野において自動車車体へのアルミ合金適用に向けたソリューション技術の開発に取り組んでいる。こうした取り組みによって当社は,自動車車体の軽量化による燃費の向上や地球環境保護に貢献しているものと考えている。本稿では,その取り組み内容について紹介する。1 .自動車パネルのアルミ化状況 自動車へのアルミパネルの適用部位はこれまでフードがとくに多く2 ),その採用量は拡大傾向を示している。近年ではフードに加え,フロントフェンダ,サイドドア,トランク,バックドア,ルーフ,サイドパネルなど,自動車外板の多くの部位への適用事例が拡大している。また,外板だけでなく車体骨格への適用事例なども増えてきている3 )。 例えば,Volkswagen社のAudi Q7やGeneral Motors社のCadillac CT-6では,外板部品はほぼアルミ合金で構成されており,車体骨格の一部にもアルミ合金が採用されている。また,Jaguar Land Rover社のRange RoverやJaguar XFでは,車体骨格を含めて比較的多くのアルミが採用されている4 ),5 )。 自動車軽量化ニーズの高まりとともに,車種·部位ともにアルミ採用の拡大は今後も進むものと考えられる。

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