問題指向の科学の確立へ

鈴木宏昭

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科学は学術上のコミュニケーションの方法である，というのが私の科学観である．そして認知科学という領域で研究してきた私の経験からすると，科学は数ある学問の方法の中でも最も優れたコミュニケーション方法の一つであるといえる．これは，科学が知識の生産と蓄積にとって公正な手段を提供しているからである．「公正」とは，反証に対して開かれているという意味である．多くの科学論文では，自分の主張や解釈がどのような手順で導き出されたのか，それを他の人も追体験（つまり追試）できる形で提示することが求められる．したがって，異なる立場の人も，その手順を検討したり，あるいは実際に結果が再現できるかどうか追試してみることもできる．これは大変にフェアなコミュニケーション方法といえるだろう．

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来源
《科学》 |2001年第5期|622-625|共4页
作者
鈴木宏昭;
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作者单位

青山学院大学（認知科学）;

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收录信息
原文格式 PDF
正文语种日语
中图分类自然科学总论;
关键词

問題指向の科学の確立へ

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