地熱エネルギー

橋田俊之; Toshiyuki Hashida

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地熱抽出は，地球温暖化の主要因といわれる，二酸化炭素ガス排出が少ない地球環境に調和したエネルギー方式である．特に，火山国である我が国は，諸外国に比較して浅部で高い岩体温度を示し，地熱抽出に対するポテンシャルは高い．地熱発電は，三つの条件が満たされてはじめて成立するものであり，十分な岩体温度，熱媒体となる水，さらに水の通路（天然き裂）の存在が大前提である．したがって，既存の地熱発電所は天然に3条件を兼ね備えたサイトに設置されている．しかしながら，3条件をすべて満たす地域に制限された開発ではおのずと限界がある．これが，地熱発電量が近年停滞し，総エネルギー供給量のいまだ1％に満たない主たる理由である（図1）．本稿では，ポテンシャルが高いにもかかわらずいまだ十分に活用されていない地熱の能動的かつ環境に適合した利用に関する研究の現状について述べる．

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来源
《日本機械学会誌》 |2004年第2期|110-112|共3页
作者
橋田俊之; Toshiyuki Hashida;
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作者单位

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收录信息
原文格式 PDF
正文语种日语
中图分类 TH-53;
关键词

地熱エネルギー

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