水素供給インフラ

里川重夫; Shigeo SATOKAWA

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究極のエコカーとして注目される燃料電池自動車は，先日終了した愛知万博でも多くの乗客を安全かつ快適に輸送したように，いよいよわれわれの目の前を静かに走り出して実用化への動きが着実に進められている．燃料電池は燃料となる水素と空気中の酸素から電気化学的に発電し，排出する成分は水だけというクリーンで効率の高い発電装置である．しかし，燃料の水素は天然資源には存在せず，電気と同じ二次エネルギー（エネルギーキャリア）であることを忘れてはならない．将来の水素エネルギー社会では水素を自然エネルキーから製造することが期待されるが，現時点では化石燃料を用いて製造するのが現実的といえる．従って，水素エネルギーを利用するためには，より効率的な水素製造技術，輸送技術，貯蔵技術が必要で，これらの技術を利用した水素供給インフラの整備が必要不可欠である．本稿では水素エネルギーの輸送と供給に関する最近の取組み状況について紹介する．

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来源
《日本機械学会誌》 |2005年第12期|908-909|共2页
作者
里川重夫; Shigeo SATOKAWA;
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作者单位

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收录信息
原文格式 PDF
正文语种日语
中图分类 TH-53;
关键词

水素供給インフラ

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