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感染症とTh1/Th2バランス

机译:感染症とTh1/Th2バランス

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摘要

感染症の臨床経過は病原微生物のビルレンスと宿主側の免疫応答によって規定される.病原微生物が感染するとマクロファージ,樹状細胞(DC),上皮細胞に発現するtoll様受容体(TLR),マンノース受容体,スカベンジャー受容体,補体受容体などのパターン認識受容体によって認識され,それ以降の免疫応答の引き金が引かれる.最初に自然免疫が活性化され,次いで獲得免疫の成立に引き継がれる.この過程でのサイトカイン産生環境の違いによって,その後の感染経過は大きな影響を受けることになる.本稿では,感染の成立とその後の宿主免疫応答に重大な影響を及ぼすサイトカインについて,とくにTh1,Th2サイトカインを中心に,筆者らのデータを紹介しながら概説したい.

著录项

  • 来源
    《内科》 |2003年第5期|811-813|共3页
  • 作者

    川上和義;

  • 作者单位

    琉球大学大学院医学研究科感染病態制御学;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类 内科学;
  • 关键词

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