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衝撃と高分子材料そして保護具

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摘要

多くのスポーツ競技では、ボールやヒト同士の衝突による競技者の受傷を軽減するために、さまざまな硬質な保護具が利用されている。図1に示すように、硬質保護具は、硬質樹脂からなる外殻に、衝撃緩和用の発泡材料がその内側に貼りつけられており、衝突時に外殻が局所変形することなく内殻を一様圧縮することで、人体への衝撃力を分散している。しかし、このような硬質保護具はスポーツ動作の妨げとならないように、頭部、脛部といった非可動部に装着箇所が限定されている。低速変形時には柔軟でありヒトの動作を妨げないが、衝突時のみ硬化する保護具が実現できれば、肘、膝あるいは手首といった可動部への装着が可能となり、衝突による受傷を軽減あるいは受傷頻度を大幅に低減できる。そこで、この夢のような保護具の実現に向けて、衝撃工学および高分子工学の両面からの融合的アプローチを試みた。

著录项

  • 来源
    《日本機械学会誌》 |2017年第1179期|共1页
  • 作者

    樋口理宏;

  • 作者单位

    金沢大学理工研究域機械工学系;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类 TH-53;
  • 关键词

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