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なぜ日本人copd患者のェビデンスが必要なのか？海外の大規模臨床試験を読み解く前にするべきこと

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2013年10月に「NEJM」に発表されたTIO-SPIR試験の成績は，17.135症例という過去最 大のCOPD症例を対象とした研究で注目され た.しかし.その内容は，われわれには実感の 薄いCOPD AIA者の心血管死亡について，dotro-piumの2剤型で直接比較を行い，非劣性を証 明するという，なんとも歯がゆい研究である. 実数としては，非常に少ない合併症に悪影響を 及ぼすかもしれないという悲観的な観測を否定 するために，巨大な資金と時間をかけたもので ある.まさにEBM医学の負の側面である.

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