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3.アジュバント開発研究の新展開;ポストコロ ナ時代を見据えた新次元ワクチン研究へ

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摘要

新型コロナウィルスのパンデミックは,人類がいまだ感染症を克服できていない事実を我々に突き付け,ワクチン研究の必要性を浮き彫りにした。世界中で巨費を投じ,一刻を争う形でワクチン開発が行われているが,有効性の予測は不可能であり,また個人の免疫反応の多様性からその効果が個々の事例で異なるなど,多くの問題を孕んでいる。現行の方法で果たして有効なワクチンが生まれるのか,ポストコロナ時代のワクチン開発研究はいかにあるべきか,答えを知るものはいない。本発表で我々が行っているワクチン開発研究の一端をお話しできればと考えている。一方で,ワクチンは既に医薬品開発において温故知新のモダリティーとして知られ,将来はがんやアレルギー,各種免疫「関連」疾患に対する先制医療の一翼を担うと考えられている。過去20年にわたる自然免疫,樹状細胞に関する基礎研究成果が,感染症のみならず,生活習慣病やがん,アレルギーなどの発症メカニズムの解明や,ワクチン,免疫療法などの臨床応用研究へ広がりを見せているためである。基礎免疫研究分野でも新たな潮流の変化が見られている。病原体の認識機構の研究で勃興した自然免疫の領域では,宿主細胞自体のストレス,ダメージ,細胞死によって放出される宿主成分が,病原体に対する免疫反応やワクチンのアジュバントの作用機序の一端を担っていることが明らかになりつつある。時間が許せば,新規のワクチン,アジュバントの開発研究の成果,安全性の研究にも通じるトランスクリプトーム解析によるアジュバントデータベース,細胞死による核内サイトカイン,細胞外核酸によるアジュバントの作用機序,免疫学的意義に関する我々の研究室の新たな知見を発表したい。

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