イネの多収性育種に貢献する植物ホルモン

坂本知昭; 松岡　信

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イネの多収性育種に貢献する植物ホルモン

机译：有助于水稻高产育种的植物激素

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“緑の革命”の立役者となった多収イネの育成には植物ホルモンのジベレリンが利用されていた．1本の稲穂につく籾数の決定には別の植物ホルモンであるサイトカイニンが関わっていた．太陽光を有効に利用でき，バイオマス生産の向上に結びつく葉の角度変化もまた植物ホルモンの1っブラシノステロイドにより制御されていた．モデル植物であるシロイメナズナを中心に進められてきた植物ホルモン研究は，イネというモデル作物に研究の舞台を移し，生合成や情報伝達系の解明を含む生理機能の理解を目的とした基礎研究から，実用的な多収性品種の育成を目指した応用研究まで幅広い展開を見せつつある．

机译：植物激素赤霉素被用于种植高产水稻，这是“绿色革命”的关键参与者。细胞分裂素是另一种植物激素，参与了一个稻穗上水稻数量的测定。可以有效利用阳光并有助于改善生物量生产的叶片角度变化也受到一种植物激素油菜素类固醇的控制。围绕模型植物铜绿假单胞菌（Chironomus aeruginosa）促进的植物激素研究，已将研究阶段转移到称为水稻的模型农作物，并且其基础研究旨在了解生理功能，包括阐明生物合成和信息传递系统，我们展示了广泛的发展，包括旨在提高实用高产品种的应用研究。

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来源
《科学》 |2007年第6期|613-618|共6页
作者
坂本知昭; 松岡　信;
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作者单位

名古屋大学高等研究院;

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收录信息
原文格式 PDF
正文语种 jpn
中图分类自然科学总论;
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