本稿は日本人成人英語学習者が複合M九-敗間文をどのような過程で習得していくのかを考察し,その習得モデルを構築しようとするものである。 日本人大学生を対象に文法性判断テストを実施したところ,a-dのような異なるタイプの文を正しいと判断する結果が得られた(*は非文法的な文であることを示す)。 a.*Do youthink be saw who? b.*Doyou think who he saw? c.*What doyou think who he saw? d.What do you.think he saw? これらの異なるタイプの複合∽ゐ-疑問文は,(i)∽九一案性と(ii)虹込み節および,主節のC(OMヲ)にあるQ素性を習得していく段階で生じる中間言語であることをコンピュータをモデルにした言語習得装置を想定することにより説明する。
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