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農業水利施設へのインフラ会計導入の必要性と諸課題

机译:在农业灌溉设施中引入基础设施核算的必要性和问题

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摘要

わが国の農業水利施設は膨大な社会資本ストックを形成しており,Fig.1に示すように,これら施設の大半が初期建設から相当の年数を経過し,近い将来に莫大な施設の更新を行わなければならない時代が到来すると予想されている。 限られた予算制釣下で予防保全によって適時、適切な施設の維持補修を実施し,施設の長寿命化と初期建設から廃棄までに要する総費用であるライフサイクルコストLCC(Lifb-Cycle Cost)を低減することが求められている(美濃、大内,2005)。 急速な高齢化や財政牡の中で,農業水利施設の機能を維持、向上させるためには,新規の整備と維持、補修を総合的にとらえたインフラ整備戦略とそのマネジメント手法の確立が求められる。 そこでは,個別施設のLCC計算時における最適な維持補修計画を策定するだけではなく,その後の中長期的視点からの,施設の劣化状況を考慮に入れた資産価値の推移や,将来に渡って必要な毎年度の維持補修費の適切な把纏が必要となる。 しかしながら,わが国の農業水利施設の大半の管理を担っている土地改良区は,台帳に施設の建設年や補修年等の情報を記録しているが,当初建設費以外に施設の資産価値等に係るデータを把握していない。 そのため,効果的、効率的に施設の資産価値や将来の維持補修費等を適切に表現し認識する手法の適用について考える必要がある。
机译:日本的农业和灌溉设施形成了大量的社会资本。如图1所示,这些设施中的大多数自最初建设以来已经过去了相当长的时间,并且预计到了不久的将来必须更新大量设施的时候到了。生命周期成本LCC(Lifb周期成本),这是指在有限的预算体系下,通过预防性维护及时而适当地进行设施的维护和修理,从而从初始建设到处置所需的总成本。要求减少(Mino,Ouchi,2005年)。为了在人口和金融迅速老龄化的情况下维持和改善农业灌溉设施的功能,有必要建立一种基础设施发展战略及其管理方法,以全面捕捉新的开发,维护和维修。 ..在那里,不仅制定了用于单个设施的LCC计算的最佳维护和维修计划,而且还考虑了从中长期到未来以及未来设施的恶化状况,资产价值的转移。需要适当汇总必要的年度维护和维修费用。但是,管理日本大部分农业和灌溉设施的土地改良区在账本中记录诸如设施建设和维修年份等信息,但除了初始建设成本,设施资产价值等外。我不知道相关数据。因此,有必要考虑应用一种能够有效,高效地表达和确认设施资产价值以及未来维护和维修成本的方法。

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